■iFi Audio SPDIF iPurifier / B.A.L レビュー

2017年8月27日

■買うまで■

私は以前AudioquestのJitterbugを購入してDragonflyで実際に使用していましたが、より高品質なものはないか、家でも使えるものないかと探していてこの商品に辿りつきました。

そこから目星はつけていたものの単体で2万もするという事で実際には手をつける事ができずにいましたが、友人Aが新品を入手したとの事で横取りしてきた次第です。

■どんなアイテム?■

入力は同軸と光が可能で出力もどちらとも可能。
コンバーターとしても使う事が可能。

デジタル信号を入力してその信号を本来の信号に可能な限り回復するというアイテムです。

AudioquestのJitterbugや同ifiのiSilencer3.0やPioneerのDRESSING等デジタル信号を改善するアイテムは色々と発売されていますが、実際にどれくらいの効果があるのか?いまいちわからない物ではあります。

こちらのSPDIF iPurifierはUSB用ではなく同軸&光用となっています。

SPDIF機器からのデジタル信号を4つのステージで処理をし信号を回復するアイテムという事です。

結果としては解像度や暖かみ、ダイナミックレンジの幅が増幅するとの事。

本当か嘘かよくわからない効果を得るために2万も出すのか?と大抵の人は思うのではないでしょうか?

ですが、デジタル信号は劣化しないと信じている人達でなければいずれこの手の商品に辿りつくと思います。

ただ、この手の商品は使用しても環境によって変化を感じにくいものも多いのも事実なので必要な人には必要、不要な人には不要、これはそんなアイテムで良いのだと思います。

■実際効果あるの?■

結論から言うと、私の環境では効果はありました。

接続は
BDプレーヤー(接続したUSBHDDの音を再生)同軸→iPurifer同軸→Pioneer U-05→beyerdynamic DT1770pro

使用したケーブルは

同軸ケーブル
Audioquest Cinnamon
BELDEN 1694A
audio-technica AT-ED1000

光ケーブル
その辺に転がってる安いやつ
audio-technica AT-OPX1

接続を変えるために動いたりしているとヘッドホンの位置等ずれてしまう恐れがあるので、友人Aの協力のもと一通り接続してみましたがSPDIF iPurifierを通さない状態の音よりもダイナミックレンジが広く解像度もアップしたように感じます。
同じ音量でも気持ち大きく感じて歪みが減りS/Nがよくなったような感覚です。

以前CHORDのHugo2を聴いた時のような衝撃を感じました。かなりクリアな音だったの覚えています。

iPuriferを通したU-05の音はそれに近いクリアさです。
音がかなりクリアになったせいか、U-05の高域が耳につくようになってしまいましたが音のクオリティは間違いなくアップしました。

その辺に転がっていた安い光ケーブルを使用した場合は、高域は耳につかないのですが、音自体がいまいになってしまいました。

最終的には
私はAudioquest Cinnamon
友人AがはBELDEN 1694Aを使用した時の音が好みという結論になりました。
ただこうなるとよりよいアンプで鳴らしたらどうなるのだろう?という欲求にかられてしまいますね。

■総評として■

この手のものとしてはAudioquestのJitterbugで少なからず効果を感じていたので、頭の中ではiPuriferもある程度の効果はあるだろうと思っていましたが、予想以上の効果がありました。

多少大げさに言えば現在使用しているPioneerのU-05が1ランクレベルアップしたように感じました。
可能ならすべてのUSB機器にiPuriferのUSB版を繋ぎたいなと思ってしまえる程です。

オーディオアクセサリーひとつでここまで変わるのかという驚きとともに、やはりデジタルと言えど信号自体はアナログな電気なので伝送故の変化はあるものだと実感しました。

評価としてはとても高評価なのですが、新品で2万となるとその前にまず買うものがあるような気がしなくもないです。
なのである程度環境を詰めていって、それでもあと一歩という時に手を出すようなアイテムだとも思います。
そういう中では信号の改善というアイテムは他に選択肢が少ない中、とても優秀なものだと思います。

ifiだとmicro iDSDはiPuriferと同じ機能も持つポタアンという事でそちらも気になっています。