Sennheiser IE80S登場!気になる価格やスペックは?

2017年10月12日

IFA2017でゼンハイザーからIE80Sが発表されました。
ダイナミックイヤホンの名器IE80の後継機で、値段は海外では349.99ドル、日本では約4万円で発売されるようです
IE80はかなり長い事愛用した機種なので特別な愛着があります。

シェルの素材とデザインがやや変わっているように見えます。
イヤーピースはシリコンSMLに加え新たにコンプライの物も付属。

ケーブルはIE80と同じタイプの独自2pinのようです。

ちなみにIE80のデフォルトケーブルはかなりクロストークが多く今のイヤホンのレベルで言うと結構酷い部類になるので、その辺の改善や、過去にステムが取れたことがあったので筐体が頑丈になっていたらいいなと期待しています。
ちなみに私はE4UAさんで制作して頂いた2pin⇔mmcx変換プラグを所有しているのでそのまま使えるのであればEstronのSuperbaxを使うと思います。

■IE80はどんなイヤホン?
IE80は当時では高価格帯のダイナミックイヤホンで今でも安くはないイヤホンでした。
IE8、IE60、IE80とあって
当時はかなりの数のイヤホンを聞いてWestoneとIE80どっちを買うかを悩み最終的に音を聴いてIE80を選んだものです。

その後はIE800等のさらに高級機も登場して今ではCAのVEGAやT8iEやXelentoやRE2000等、多数の高級ダイナミックイヤホンが登場しました。

この流れが生まれるきっかけになったイヤホンであり音の方も当時にしてはすごく良かったように思います。

IE80は音自体は良かったのですが、シェルの素材と独特なベースコントロールが可能な仕組みのせいか音漏れも結構あり筐体の響きも気になっていました。
ケーブルはリケーブルすれば簡単に改善できますが、本体の方はどうにもできないですからね…
IE80のクロストーク問題に関してはSandal audioさんのこちらのページで詳しく取り上げているので気になる方はチェックしてみてください。

ちなみにその音質調整機構はとてもアナログなもので中に入った綿を締め付けるか緩くするかで音の質感を少し変えるもので、周波数コントロールと呼ぶのはちょっとどうかな…というものでした。

IE80Sも見る限りは同じような仕組みに見えますが何か進化はあったのか気になりますね。

■IE80のスペック■
型式 : ダイナミック・カナル型
周波数特性 : 10~20,000Hz
インピーダンス : 16Ω
音圧レベル : 125dB
質量 : 約16g

■IE800のスペック■
型式 : ダイナミック・カナル型
周波数特性 : 5~46,500Hz(-10dB)、8~41,000Hz(-3dB)
インピーダンス : 16Ω
音圧レベル : 125dB
質量 : 約16g(ケーブル含む)

この2つのスペックを見てもどんな音に仕上がっているのか全く想像つかないですね。
インピーダンスと音圧レベルはIE80sになっても変わらないかもしれませんね。

→変わってました。

■IE80Sのスペック■
Impedance 16Ω
Frequency response 10 – 20,000 Hz
Sound pressure level (SPL) 116 dB (1 kHz / 1 VRMS)
THD, total harmonic distortion < 0.1 % (1 kHz / 100 dB SPL) Ear coupling Ear-canal Jack plug 3.5mm, straight Cable length 1.2m Attenuation - 26 dB Headphone connector Sennheiser proprietary 2-pin connectorIE80とは能率が違うのでドライバは新しいものを搭載しているのでしょう。 その他は大きな変化が見られないし何がIE80と異なるのかオフィシャルにも記載されていないので、実際に音を聴いてみなければ判断できないと思います。IE80は中低域が強めのドンシャリよりのイヤホンでした。 深いローがすごく出るというよりはその前の帯域から中域が盛り上がっていて高域は手前よりは後ろの方が上がっていくようなサウンドです。 音場は特別広くなく、クロストークの影響かセパレートは非常に悪いです。 IE80の場合はノブナガの安いケーブルにかえるだけで見違えるようになりました。IE80自体は良い点も多いけど悪い点もある個性的で大好きなイヤホンですが、時代も進歩してきて今では選択肢がたくさんあるので、今からダイナミックイヤホンをひとつ買おう!という人には私はIE80をオススメしないのですが、欠点を克服したIE80Sだったのならまたおすすめしたいし私自身も欲しいなと思います。まずは秋のイベントでの試聴からですね。 とても楽しみです。