■自動チューナー Roadie2 Band Industries / B.A.L レビュー 追記アリ

■Roadie2とは?

Band Industries社の製品で、文字通りペグを自動でまわしてチューニングを行ってくれる、真の意味でのオートチューナーです。
Gibsonのロボットギターのような内蔵製品ではなくどんなギターでも使えるのが特徴です。
名前からわかるようにRoadie1がすでに存在して発売されていて実績があります。(持ってます)
クラウドファインディングのKickstarterでギター用89ドル、ベース用109ドルで資金を集めての販売。

■スペック

ギア比300:1
バッテリー 放置でも一ヶ月は持つ
充電はUSB-C
Bluetooth 4.0 low energy
OLED screen
重量3.2オンス
サイズ3.4 x 3.0 x 1.0 inches.

■購入まで

夏くらいにRoadie1を購入してそのままRoadie2を予約していましたがつい先日到着しました。

早速使い倒しています。

率直な感想としてはかなり使いやすくて1よりレベルアップしているなと感じました。

■Roadie1と2の違い

具体的にはRoadie1はギター→スマホ(アプリをインストールしてケーブルを繋いで信号入力してBluetoothで信号伝達)→Roadie(チューニング)となっていたのですが、Roadie2になり本体のみでペグからの音を拾ってチューニングする事が可能になりました。

ギターからケーブルをスマホに繋ぐならスマホをチューナーにして手でペグを回せよ…という声があったかどうはわかりませんが、1よりも余計な手間が減りペグワインダー感覚でチューニングをすることが出来るのでめっちゃくちゃ便利です。

■操作性は?

操作もとても直感的になりダイヤルを回して選択、ボタンを押す。

それだけですべてのアクションが可能となっています。

つまみやボタンの少ないコンパクトなデジタルマルチエフェクター等を利用したことがあれば、ほぼ感覚だけで使いこなせると思います。

■早速使ってみた!

箱から取り出し側面にあるRボタンを押すと、天面にあるディスプレイにチューニング画面が表示されます。

ノーマルチューニングEADGBEの状態になっているので、Roadie2を六弦のペグに嵌めて右手で弦を弾きます。

フェンダー系やクラシックギブソンタイプのペグではちょっとスカスカなまま挟み、グローバータイプのペグだとがっしり嵌め込む感じです。

弾くとRoadie2がウィーンとモーターが回り、チューニングを開始します。

何度か弦を弾いて音程が合うと、Roadie2のライトが青から緑に変わり、本体からも音が鳴ります。

この時ディスプレイの表示もE2からA2へと移行されています。

そうしたら次の弦に移り、同じ行程を繰り返していくだけです。

全部の弦で緑色になったらチューニング完了!

操作はとても簡単です。

■変則チューニングは?

基本的な操作はこれだけですが、俺はドロップチューニングも使うんだ!オープンチューニングしか使わないぞ!

そういった人もいるかと思いますが、Roadie2ならそれも簡単!

チューニングプリセットを作成する事が可能です。

add Instrumentで新しいプリセットを作り、そのプリセットをChange Tuningでどのチューニングで使うかを選択するだけ。

とても簡単です。

私の場合はノーマル用とドロップD用を作成しました。

操作性、使い勝手は文句なしですね。

■精度は?

手持ちのmomoseのジャズマスターやフェンダーのテレキャスやVanzandtのストラト、DEANのエレキやTylerのエレアコで一通り試してみました。

ノーマルチューニングで使う分には反応もとても良く精度もぼちぼちなのですが、ドロップD等のチューニングで弦のテンションが緩くなっているとチューナーの反応がとても悪くなりました。

こうなるとある程度Dに近いところまで自分でペグをまわしてから微調整で使うのが良いでしょう。

私が使っているDEANのギターは元々ドロップチューニング用にかなり太めの弦を張ってありテンション強めの状態なので振動がRoadie2にきちんと伝わり問題なくチューニングできました。

この後ストロボチューナーとか精度の良いチューナーで確認しましたが誤差を確認するかぎり精度はまあまあかと思います。
よくあるギターのヘッドに装着するクリップタイプのチューナーがありますが、それと同程度です。

■総評

Roadie2はめちゃくちゃ画期的で素晴らしいアイテムだと思います。
1よりも更に簡単に操作もできチューニング自体がとても簡単に出来るようになりました。

私のように何本もギターがありいちいちチューナーに繋ぐのが面倒なタイプの人には手放せないアイテムになるでしょう。

ただ、これだけで合わせたギターをライブやレコーディングでそのまま使えるか?と考えた場合、答えはNOです。

私の場合、常に完全にメンテされたギターというのはありませんので、開放弦だけでチューニングをする事はまずないです。

厳密に言えばその曲、フレーズによってチューニングポジションは異なりますし、ライブの時も開放弦のチューニングと5フレットあたりを抑えた音でチューニング両方を確認しているので、そういうシーンで使おうとは思いません。

すでにチューナーに繋いでいるシーンですから、そこであえてRoadie2を使う必要がないからという事ですね。

オクターブチューニングがばっちり調整できているギターやアコースティックギターなんかでは重宝するかと思います。

ライブなら楽屋やリハの前に、レコーディングなら本番の音作りの前にRoadie2でざっとチューニングを済ませる為に使いますし、家で使うならアンプ直で繋いだ状態でチューニングするのに私は使います。


また、Roadie1のようにスマホアプリと同期して手動チューニングや細かい設定も出来るようになるようなので状況によっては今よりも追い込んだチューニングができそうなのでそちらにも期待しています。

ギター用は価格が日本円で一万程度と自動チューナーとしては破格と言える物なのでとてもオススメです。

値段なり見た目や質感は安っぽさがあり、耐久性には不安がありますがそこは値段を考えると仕方ないなと思います。

ベース用は内蔵のモーターがより強いものを使用しているとの事なのでそれも買ってギターで使うのもいいかもしれないなと思っています。

これ一台あるだけでギターライフも変わってくる。
Roadie2はそんなオートチューナーです。

2017/12/01追記
ドロップDをチューニングする時に気づいたのですが
六弦側からDADGBEが正しい音程なのですが
Roadie2のディスプレイを見るとDADGBDとなっていました。
ドロップCはCADGBEと正しい設定になっています。
ん?と思って公式ツイッターに問い合わせをしたら次回のファームウェアアップデートで修正するよとの事です。
アップデートはスマホアプリからになるでしょうから、アプリの方の対応も早く対応してほしいですね。