■KZ ZS10 4BA+1DD イヤホン / B.A.L レビュー


KZから待望のZS10がリリースされました。
4BA+1DDで6000円程度と驚異の価格破壊です。
私は初回の割引オーダーで30ドル程度での購入ですから末恐ろしいものがありますね。

購入といざこざ

以前にも書いたことがあるのですが、前にKZ ZSR Proという10BA(片側5BA)のイヤホンが出るのではと噂になっていた事があります。

KZからなら安価で良いイヤホンなはず!と期待をしていましたが、なかなか登場しませんでした。
ようやく4BA1DDという形になってようやく登場したのがZS10なのではと思います。

購入するにあたって、aliのHotfiで発売前に予約したら割引するよっていうことで30ドル程度+DHLの送料で7000円近くと通常価格と同じくらいの金額で購入をしましたが、予定通りには発送されてきませんでした。

3/30発売でそこから発送の流れのはずが、メッセージを送ってもなかなか返事が来ずで、4/4に明日送るよ!って返事が来たものの、それ以降発送に関して何も連絡がないままでした。

その間にTwitterでZS10を到着している方が、ちょこちょこ表れていたので私はそれを眺めていました。

4/5どころか4/11になってもhotfiから音沙汰ないのでいい加減もういいかなと思い、遅すぎる!DHLにした意味がないからキャンセルしろ!と伝えたのですが、向こうからはケーブルつけるから勘弁してね、すぐ送るよ!!と返事が来ていて私がそれに対して返信をしていないにも関わらず送りつけてきた次第です。

ちなみにすでに所有してるケーブルがおまけでついてきましました。不要です。 

こう書くとhotfiは信頼性にかけるショップでまったく良い印象がないと思う方もいるでしょうが、aliで購入するということはこういう可能性もあるものですので、あまり気にしないことにしています。

ZS10スペック

ドライバー⇒4BA+1DD
周波数特性⇒7-40KHz
インピーダンス⇒32Ω
音圧感度⇒104db

この価格で4BA1DDというのがとにかくウリであり驚異的です。
BAの型番も二つ違うものを搭載していることもあり音に関しては未知です。
フェイスプレート部分にネットワーク基盤が見えます。

付属品は?

KZお馴染みの簡易パッケージですね。

イヤホン、イヤーピース、ケーブル、説明書が入っています。
イヤーピースは全部で3サイズでいつものKZイヤピです。
ケーブルはKZお馴染みのゴムゴムケーブルではありません。
編込みされていて見た目的にはワンランクアップしたケーブルが付属しています。

ZS10をチェック

再生音源については、自分でスタジオでレコーディング、ミックス、マスタリングした24bit48kHZのオリジナル音源をメインに使用。

ドラムオンリー音源
ベースオンリー音源
ギターオンリー音源
ピアノオンリー音源
オリジナル楽曲音源

私的な旬の音楽からは

BiSH
「PAiNT it BLACK」

EMPiRE
「Buttocks beat! beat!」

BiS
「WHOLE LOTTA LOVE」

BAND-MAID
「Choose me」

上記の音源を使用。
ロックよりの曲が多いです。

■装着に関して
SHURE掛けタイプでKZ ZSRに近い印象。
KZ製品に慣れてるような人なら問題ないと思います。
イヤーピースは純正イヤピを使用しました。
私の場合はですが、これとZSRはケーブルによっては長時間装着していると耳が痛くなってきます。

■遮音性・音漏れ
内側にはベントが二つあります。
遮音性はベントがあいてるイヤホンとしては普通。
音漏れ自体はZSR程度でZS6、ZS5やTRNより漏れないと思います。
常時爆音でないなら特に気にする必要はないでしょう。

■ケーブル
付属していたのは安価ないつもついてくるものとは違って普通なタイプ。
プラグ部分はスマホケースを装着していても挿せるL字タイププラグ。

見た目も今までと違いますが、編み込まれていて相応にクロストークが少ないケーブルなのでZS10ではそのままでもいいかもしれません。

私は普段は8芯のアップグレードケーブルを使用していますすがこのイヤホンだと耳が痛くなってくることがあるので純正のまま、もしくはもっと安価な銀メッキ銅のアップグレードケーブルを使用しようと思います。

サウンドについて

箱出し直後の感想ですが、中高域が少し強調されているのと低音が少し強いなと感じました。

ZS5やZS6よりも、ZSRに近いサウンドバランスでよりレベルアップしたイヤホンだなということは一聴してわかりました。

今までのKZ製品にありがちなプレゼンスが目立つ感じのハイではありません。
中域もよく出ていますが中域が出すぎていてクセが目立つ部分もありません。
低域も出ていますが過剰だと感じる程は出ていません。
元々低音がよく出ている曲ではボワついた感じに聴こえる部分がありましたが、エージングで少しは和らぐかもしれません。

深い低音は鳴ってはいますが、上記のボワつきが目立つのでわかりにくいかもしれません。

音場、サウンドステージは前後左右ともに過度な誇張がなく自然なタイプです。

基本はリスニングバランスであるピラミッドバランスで、様々な音楽を心地よく聴かせてくれるタイプのイヤホンだなと感じます。

音量をあげてもそれなりに歪まずにクリアさを保っているのは良いと思いました。

私はサウンドバランス的にはZS6の方が好みなのですが(ハイの質感はともかく)多数の人に支持されるのはこちらのイヤホンではないかと私は思います。

リスニング的なバランスが好きで音場が誇張されていないレベルの高いイヤホンを7000円以下で手に入れたいならとても良い選択肢でしょう。

◆まとめ◆

正直今まで購入したKZのハイブリッド系イヤホンには、違いはあるものの同じようなクセのあるものが多くてそのクセは私の好みではあるものの、何本も色んなイヤホンを買う程でもないよなと感じていたので、今回のZS10は4BA1DDであろうと正直期待はしていませんでした。

ですがZS10のサウンドは私の予想を裏切りとても良い仕上がりになっている、かつKZのイヤホンとしてよりクオリティアップしていると感じさせてくれる素晴らしいイヤホンだと感じています。

私の好みはともかく、この価格帯でこの音かと良い感じさせる部分がZS10にら色々とありました。

感覚的には2,3世代前の高級ハイブリッドイヤホンにも見劣りしない出来と感じます。

ZS5やZS6でもそれは感じてはいましたが、まだ荒いなと感じる部分はありましたが、ZS10の登場で安価な大量生産中華イヤホンのレベルが一つ上がってしまった印象を感じさせられました。

音には好みもありますから、感じ方は人それぞれでしょうがZS10はKZ的には過去最高のクオリティで、過去の製品と比べても目立つ欠点が少ないイヤホンでよくまとまっていると言えるでしょう。

現在出回っているハイブリッドタイプの高級イヤホンでも、この値段なのにこの程度の音なのか…と思うものもあります。
最新の高価格ハイブリッドイヤホンの方が絶対的に音が良いとしてもZS10との価格差を考えたらそこまで高い方にしなくても…という考えもあるので安価で音の良い製品が出てくることはとても良いことだと思います。

ZSは現在60時間程度使用しましたが、しばらく使っていれば変化がありそうなのでまた追記します。