■KZ ES3 +リケーブル / B.A.L レビュー

2017年9月12日



GearbestでKZ ZSTの改良版?のES3が販売開始されていたのて早速取り寄せてみました。

なんと約1000円で買えるイヤホンです。
改良版どころかコストカット版ではないか?という疑問すらあります。

購入まで


最近は安価なKZのイヤホンばかり買っていたのですが、このメーカーのイヤホンは値段の割に良いものが多いので(ZST,ZS5)、新作のES3も1000円程度で買えるならばと思い、すぐに手を出してしまいました。

ちなみにKZ ZS6もすでに注文済です。

それはまだ届くのが先になりそうなのでES3をレビューします。

スペックとZSTとの違いは?

○KZ – ES3のスペック
ドライバー⇒1BA+1DD
インピーダンス⇒10Ω
音圧感度⇒106db
再生周波数特性⇒20Khz〜40KHz

○ZSTのスペック
ドライバー⇒1BA+1DD
インピーダンス⇒18Ω
音圧感度⇒120dB
再生周波数帯域⇒20Hz~20kHz

周波数特性が広くなってインピーダンスが低くなり能率も低くなっています。

その他の違いとしてはダイナミックドライバが10mmのものになり、BAが最近のKZでよく使われている90035(knowlsではない)恐らくBellsingに発注したKZ名義で使われているものになっているとのこと。

デザイン自体もティアドロップぽい形から、Dの文字に近い形になっています。

ES3はZSTと違い内側に2つのベントが空いています。

付属品は?

簡易パッケージの中に、イヤホン、イヤーピース、ケーブル、説明書が入っています。
イヤーピースは全部で3サイズでZSTとここは変わりません。

ケーブルはKZではお馴染みのとても安っぽいケーブルです。
とは言え値段が値段ですから、ここは仕方のない部分であると考えます。
安価なKZ用のケーブルも出ているのでとりあえず安くがいい人にはとてもおすすめです。

ZSTをチェック

再生音源については、自分でスタジオでレコーディング、ミックス、マスタリングした24bit48kHZのオリジナル音源をメインに使用。

ドラムオンリー音源
ベースオンリー音源
ギターオンリー音源
ピアノオンリー音源
オリジナル楽曲音源

私的な旬の音楽からは

島爺
「なんで生きてんだろうってすげえ思うんだ」

BABYMETAL
「KARATE」

S!N
「Salvation」

TAK MATSUMOTO
「Enigma」

上記の音源を使用。
ロックのよりの曲が多いです。

■装着に関して
ごく普通のSHURE掛けタイプでZSTとは変わらないのですが、シェル自体の形がZSTとは違うので人によっては好き嫌いがあるかもしれません。

私はZSTの方が自分の耳にフィットしていると感じます。

イヤーピースはスパイラルドットや純正イヤピを使用。

■遮音性・音漏れ
ベントが2つ空いているのでZSTよりは音が漏れます。
ZS5よりは漏れません。

通常のダイナミック、ハイブリッドタイプの範疇内の漏れと言えるでしょう。

ZSTより能率が低いので爆音にしなければ漏れはそこまで気にしないで良いと思います。

その代わりにZSTと比べると閉塞感的なものは軽減されています。

■ケーブル
今回付属していたのは、マイク付きのケーブルです。

安価なケーブルでクセがついて個人的には使いにくい、好きじゃないケーブルです。
プラグ部分が、スマホケースを装着していても挿せるL字タイププラグです。

ケーブルは絶対買いたくないという人でなければZS3用の4芯アップグレードケーブルをオススメしています。

サウンドについて

事前情報ではダイナミックが大きくなりBAが変わったから中低域寄りのイヤホンにシフトしたんじゃないかという話もあって、ZSTよりさらにローが出ていたらどうしよう…と到着前は思っていましたが、箱出し直後の音はその予想を裏切るものでした。

ZST同様にハイが出てZSTよりもローが適度な量で中域も心地よいというバランスです。

あくまで感覚ですが相対的に高域があるように聴こえるので、ZSTよりも刺さると感じる人もいるかもしれませんが私は気になりませんでした。

現状ではとても良いバランスなのでZSTよりも万能なイヤホンになったと感じています。

ZST購入初期に感じた特定の低域が強調されるということもまったくありません。

付属ケーブルでのクロストークは値段なりのイヤホンと同等といったところで、私的にはかなりある部類です。

音場、サウンドステージは少々広めでZSTより気持ち広いかな?と感じる程度になります。
特別広いなとは感じません。

イヤホン自体のクオリティについてはZSTよりも良くなっているように見えますがこれは個体差かもしれません。

まだ24時間くらいしか鳴らせていなのでZSTみたいに変化がありそうですが、変化することは必ずしも好みの方向に変化するとは限らないので少し心配です。

◆まとめ◆

個人的にES3は驚異的なイヤホンだと感じました。

ZSTの価格だと他のイヤホンもちらほらと選択肢に入ってくるのですが、このイヤホンは1000円程度で買えます。

ちなみにGearbestで今35%OFFでこの価格ですね。

ZSTよりも音量が取りにくいし音漏れも少し増えますが、中低域が良くなっているのでZSTよりも万人にオススメできます。

むしろオーディオにそこまでこだわりのない人はこれでいいのではとすら思えてしまいます。

常日頃、高価格帯のイヤホンを愛用している人からすればどこが驚異的なんだ?と物足りない面はあるかと思いますがそれでもこのサウンドでここまで安いのかと私は驚かされました。

まだエージングも全然進んでいないのである程度鳴らしたら再評価をしてみようと思います。

次はZS6がZS5からどう進化したのか?
そっちの到着も楽しみです。

Gearbestリンク