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Belltone Audio Lab.

Belltone Audio Laboratory Twitter:@belltoneaudio ポータブルオーディオにまつわる日々

ビジネスと演出と脚色とウソと。

今日はただただがっかりした話。

 

芸能界や音楽業界には脚色や演出という名のウソがありふれているのは常識なのだろうか?

 

私がここ10年以上聴き続けているとても大好きな曲がある。
当時インディーズのバンドで私自身縁もあり関わる事が出来てそ存在を知る事が出来たのだが、今聴いても名曲と言える素晴らしい曲。

 

自分達でレコーディング、ミックス、マスタリングまで行って制作してCDRにコピーしてライブに来たお客さんに無料配布していた音源に収録されている曲だ。

 

音源自体のクオリティは決して良いとは言えないが名曲なので何度も何度も聴きたくなる音源だった。
ちなみに作詞作曲はそのバンドのギターボーカルである。

 

そのバンドが解散した後もその曲が好きで好きで今でもよく聴いていたしギターでコピーしたりしていて馴染み深いものだった。

 

その大好きな曲がつい先日テレビを見ていると映画のコマーシャルで流れていた。
どうやらその映画の主題歌のようだ。
歌っているのは聴き慣れた彼らの声ではなく私がファンでもあるまったく別のアーティスト。
しかし曲名は同じ。

 

その曲を作った彼は以前に音楽業界でやらかしちゃって一度干された人物なのでさすがに表舞台には出てこれないだろうなとその曲の歌詞の詳細を確認してみる。

 

作詞作曲:歌っているアーティストA

 

とても有名なアーティストなので曲を作った彼が名前を変えて活動しているわけではない事は一目見てわかった。

 

ここでがっかりした事は2つ。

 

一つ目は私が大好きだった彼が復活したわけではなかったこと。

 

二つ目はその曲を今歌っているアーティストが自分で作詞作曲を行っていないアーティストだったということ。

 

歌詞は多少手を加えているが元の歌詞から改変されていてチープなラブソングに変わっているがメロディは全く同じ。
アレンジは大きく違うが共通している部分も大きい。
恐らく映画化するのに合わせていじったのであろう。

 

ちなみに当時好きだったメンバー達がこのアーティストに深く関与している(作った人物ではない)事は以前から知っているので単なる盗作といったオチではないであろう。


単純にオリジナルを作った人物がその曲の権利を売ったのかクレジット表記上はそのアーティストAになっているが契約上は作者当人になっていたりするケースかもしかしたら私が嘘をつかれていただけで深く関与しているメンバーがオリジナルを作った可能性としてはある。
まあ他にも考えられる事は幾らかあるが…

 

どちらにしてもそのアーティストAが自分達で作詞作曲をしたわけではないという事だけは事実なのだ。

 

今まで作詞作曲も行ってきたとそのアーティストAのファンは信じているだろうしで真実を知らないファンはこれからも疑念を抱く事はないであろう。

 

ただ真実を知った私はとてもがっかりな気持ちで胸がいっぱい。
あのアーティストが他の曲は自分達で作っているとは到底思えない。
全部はあの裏方が作り上げイメージを演出して売り出してそれが成功しただけのアーティストなのだろう。

芸能界や音楽業界のすべてがそうというわけではないし、正直もっと酷い話も今までにはあったしここでは書けないような出来事もあるので今回の話は部類としてはまだ可愛い方の部類だと思う。
ただ好きなアーティストが自分たちで作っていないという事実はやっぱりがっかり。

 

所詮はビジネスという事か。
元々話題性で売ってきたようなアーティストだし(曲はもちろん良いが)あれやこれやとエピソードを付加価値としてつけるのもいいが、今回のあの曲は最初から名曲だったし余計な事をしなくても売れる事は確定しているわけで余計は改変はいらなかったのではないだろうか。
仮に最初から彼らが自身で作詞作曲していなかったと公言していたとしても私はファンだったと思う。

オリジナルを作ったであろう彼は彼で表舞台からいなくなった今は何をしているのだろう?
今となっては彼がやらかしたという事すらも演出である可能性すらあるが(事実もある事もわかっているが)誰が作ったものであろうとその音源に詰まっている楽曲の良さやら音の良さ自体が変わるものではない事は事実だ。
虚言癖とレッテルを張られた彼の事を今でも私は好きでいる。厳密には彼の作った作品が好きである。。
真実は見えないままだし結局のとこ彼がどんな人物であろうとその事実だけは変わる事はないのだろう。

 

今ここに書いてあるような事なんて普通に音楽を聴いている人はまったく考える事なんてないだろうし考える必要もないと思う。
これはセンチメンタルになって書き殴った戯言。

 

嘘や矛盾で汚れた世界は消えなかった。

 

それでもハッピーを。