B.A.L

読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Belltone Audio Lab.

Belltone Audio Laboratory Twitter:@belltoneaudio ポータブルオーディオにまつわる日々

■UniqueMelody MASON (UNM-2341)ユニバーサルモデル + Beat audio SIGNAL バランス / B.A.L レビュー

UniqueMelody MASON レビュー

f:id:belltoneaudiolab:20161005140226j:plain

UniqueMelodyは中国のIEMメーカーでユニバーサル、カスタムどちらも定評のあるメーカーです。
面白いのは各国の代理店と協力して独自のチューニングをしたモデルを作りその国その国で販売しているという点ですね。

つまり日本で販売されているものは全部Mix Waveと共同開発したものとなるわけです。
海外や国内のUMファンの間では人気の高い本家で販売されているMentor等のIEMは日本からは購入できません。


またUMはIE80やSHUREの535にUE900sといったイヤホンからのアップグレード&リモールドも以前は行っていましたが今はUM製品のみのリモールド、リシェルだけのようです(ユニバーサルからも可能)
実は以前にIE80をBAを追加するアップグレード&リモールド(650$くらい)しようと思っていたのですが、$が下がるのを待つうちにサービス自体が中止になってしまいました。
リシェル・リモールドは割に合わないからかどこも売れ始めるとサービスを中止してしまいますね。

最近だと64audioとかもそうですが格安のリモールドからスタートしてアップグレードで技術力を示し最終的に完全に自社製品のみとなるのはこの業界の基本なのかもしれませんね。
UM本家のサイトに日本からアクセスするとBEAT AUDIOのサイトに繋がる等最近のUMはよくわからないのですが、技術力は確かなメーカーだと思います。

 

国内ではハイブリッドのMarverickやMacbethが人気があるように思いますが、フラッグシップのMASONはどうなのでしょうか?

 

ちなみにMASONは開放型BAドライバを搭載したMASONIIの発売が決まっています。

先行でチューニングの違うコラボバージョンのMASONIIは25万で発売中。
違いとしては中域4基のBAに開放型ドライバを採用していて、外耳導内の音圧を逃がしてあげる為にバスレフポートの穴をフェイスプレートに設けてあって音導管の1つが金属製に変更されているようですね。
イベントで聴いた事がありますが、結構音は変わっていてMASON1の方が私は好きな音でした。

MASON

3WAYの12BA(Low x 4, Mid x 4, High x 4)特注の小型ドライバーを採用という事でJHのROXANNEやLAYRAが競合するようなイメージがありますがサウンドは全く別物です。
シェル自体はJHと比べても小型で耳への収まりが良いです。
3Dプリンティングシステムで強度や生産スピードを向上させているようです。
コネクター部は深めの2pin。

 

今回は純正ケーブル以外に同時に購入したBeat audioのSIGNAL(バランス)でも使用しています。
サウンドチェックはいつもの+ワルキューレの絶対零度θノヴァティックを使用しました。
ちなみにこの曲はアルバム収録のものよりもCD版の方が音がマスタリングが良いと私は思います。


MASONは解像度がすごい!!

純正イヤーピース&ケーブルでのMASONの第一印象ですがとにかく解像度がすごいイヤホンだなと感じました。
情報量がとても多くトラックの隅に隠れている細かい音や奥にある音までよく聴こえるイヤホンです。
音の繋がりもBAとしては上位の部類だと思います。

 

サウンドバランス的には低音はタイトかつ必要充分量が出ていて帯域下からフラットに来て中高音が上がってくるとてもバランスが良いタイプです。
バランスだけだとCAのAndromedaと近いように思われてしまうそうですが、音は別物。
あそこまでクセは強くなく全然違う質感で好みが分かれるところかもしれません。

 

サウンドステージは上下広めで左右は普通。
奥行も感じる事が出てクロストークも少なく遮音性も優秀なイヤホンです。
モニタ-的もでもあるけれどモニターではないリスリングイヤホンと言えばいいのでしょうか?


マスタリングモニターを謳っているJHのLAYRAの方とは違うタイプです。
SIGNALにするとサウンドステージは広がるのですがサウンドバランスが結構変わってしまってSIGNALのクセが強くなりすぎてしまったので純正のケーブルに戻しました。
解像度+迫力を求めるならこの組み合わせもありだと思います。
長時間聴いていると聴き疲れしてしまう⇒聴き疲れのしないMASON2を目指すというのもアリでしょう。
個人的にはMASON1にはEffect audioのAres2+が合う気がします。

 

よく多ドラは好きじゃない!という人がいますが、多ドラというだけで敬遠してしまうのはもったいないなと私は感じています。
多ドラの音は不自然、音の繋がりが悪い、位相が合ってない、インピーダンスの変動が激しい等々要因は色々あると思います。
ただあくまでどういうドライバの使い方をしている多ドラなのか?を考えれば合う多ドラIEMも見つかるではないでしょうか?

 

日本で一番人気があるのはMarverickですが音的にはMASONこそが間違いなくフラッグシップであると思います。

 

◆MASON 製品仕様◆

ドライバー⇒バランスド・アーマチュア型(BA型)
ドライバー構成⇒12 ドライバー
Low x 4, Mid x 4, High x 4
クロスオーバー⇒3ウェイ・クロスオーバー
周波数特性⇒20Hz - 20kHz
入力感度⇒110dB @ 1mW
インピーダンス⇒22Ω
入力端子⇒3.5mm ミニ端子
付属品⇒IEM Cable
Metallic Carrying Case
Cleaning Tool
Ear tips
保証書 (1年間)