B.A.L

読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Belltone Audio Lab.

Belltone Audio Laboratory Twitter:@belltoneaudio ポタオーディオとかにまつわる日々

■Campfire Audio NOVA(Ritzwire Ver+Estron Baxリケーブル)/最速レビュー(追記あり)

CAMPFIRE AUDIO 新製品 レビュー イヤホン MMCX

f:id:belltoneaudiolab:20160617170052j:plain

●前回のあらすじ
Orionを買ってご満悦

2ドラのNovaが気になる

日本での発売延期決定!
(8月中~下旬予定)

やる気をなくす…

ネットワークを駆使して海外からNova入手

という事で入手しちゃったのでレビューしようと思います。
※ORIONも購入して使ってるのその比較が多いです。

 

 

●Campfire Audioとは?

Campfire Audioはアメリカはポートランドにあるメーカーでポタアン界で有名なALO Audioのイヤホンブランドです。

Less is moreをテーマに独自のチューブレス設計で音導管を使う場合よりも高域が劣化しない=他の帯域にも良い影響をもたらすという謳い文句のイヤホンを製作しています。

※ORIONとNOVAはチューブレスではありませんが独自チューニングにてレンジの広さを実現させているようです。

ORIONもまた、1BAでもレンジの広いサウンドが出ている事に感銘を受け今ではすっかりCAファンになりました。

新しいAndoromedaとNovaについては公式サイトで測定グラフも公開されているので好感を覚えます。

f:id:belltoneaudiolab:20160617121326j:plain

f:id:belltoneaudiolab:20160617170047j:plain

●NOVA
フルレンジのBAを2基搭載

-スペック
感度 114 dB (at 1V, 1 KHz)
周波数特性 10Hz~19kHz
インピーダンス 22Ω (at 1kHz)

●付属品
ALO audio「Litz Wire Earphone Cable」
純銅銀メッキ導体で4芯。
長さは120cmでベリリウム銅MMCXコネクタ。

イヤーピースはシリコン、フォーム、コンプライの3種類同梱。
もふもふのキャリングケースはORIONと同じもの。
クリーニングツール。

f:id:belltoneaudiolab:20160617170102j:plain

f:id:belltoneaudiolab:20160617170110j:plain

デフォルトではフォームがセット済。
私はスパイラルドットのMLサイズを使用しています。

f:id:belltoneaudiolab:20160617170616j:plain

■純正ケーブルでの評価
純正のケーブルはORIONでも使用していましたが、ハイが綺麗に出るケーブルという印象でNOVAでの使用でもそれは変わりませんでした。

発売前にチューニングが変わったという噂も耳にしましたがこの製品実際に聴いて感じたのは全体が自然に聴こえる&音場も上下左右と結構広めという事です。
サ行やハイハットの刺さりもありませんし、解像度もなかなか良いでしょう。

サウンドバランスはフルレンジの2ドラになった事によって確かにORIONよりもワイドレンジになったのでしょう。

よくあるBA2ドラでウーハーとツイーターを組み合わせてネットワークで分割、その結果ドンシャリよりのすっきりタイプのイヤホンとは真逆のタイプのイヤホンだと私は感じます。

ORIONと同様で音量はとりやすくDAP直でもポタアンいらずの音量で聴けます。

外部からの遮音性はなかなか良いと思うのですが、音量がとりやすいからと調子に乗って爆音にしていると音漏れはします。


NOVA使用時のスマホで音量7割、DP-X1(アンバランス)で音量100くらいなら全く漏れないです。
NOVA使用時の7割や100のボリュームというのはANGIEでスマホ8.5割、DP-X1で120くらいにした時と同じくらいの音量に感じるので実際使う上ではほとんど漏れないと思ってもいいと思います。

ORIONの時に感じたBA1ドラなら最強!と同じように2ドラならNOVA最強!そう思っています。

 

■Estron linum Baxでの評価
ケーブル自体の変化なのでORIONの時の比較と印象はそこまで変わりませんでした。

純正のケーブルと比べ音場は広いまま&クロストークが減少(微かにある)

全体の帯域が高域→低域よりにシフトした感じで欲しい低音部分がしっかりと出ています。
五弦ベースの開放弦やさらに下げたローB等の超低音ベースも表現出来ていますね。
量はそこまでないけどきちんと締まりのあるローです。

手持ちのIE80やUEs等のダイナミックの低音程の量は出ていませんのでBAでこの辺のベースを量感たっぷりで聴くならJH AUDIOのRoxanneIIが絶対オススメです。
リケーブルには限界がありますからね。

ただもうちょっとだけ…と求める場合、今度出るというEstron linum Super Baxがめちゃくちゃ気になってきます。
2.5mm4極バランスとアンバランスありますね。
どちらも4万前後でしょうか。
Estron公式サイトに出ていますが買うかどうか悩んでしまいますね。

そこはさておき評価としては純正ケーブルよりも好みなのでワンランク上の評価となります。


総評としては…

ORIONの上位互換イヤホンでした。

⇒2基のドライバーをどちらもフルレンジで使用しており、全帯域において下位モデルのORIONよりも更に余裕感のあるサウンドステージを作り上げています。

という事ですが公式で謳っている通りそのまんまでしたね。っていうかORIONを下位モデルと認めてしまっていますね

JUPITER、ORION、LYRAの発売当初は皆個性たっぷりのオンリーワンでどれがナンバーワンとかないから!

って感じの事を言っていたような気がしますが、ANDROMEDAやJUPITERには上位下位と書いていませんし、恐らくNOVAとORIONの関係に関しては上位、下位と別れていると考えて間違いないでしょう。
実際私も音を聴いてそう感じていますから。
ORIONで感じていたローの不満やあとちょっと…というバランスへの不満が解消されているので文句なしのイヤホンです。

ただ日本での価格が6万前後となりそうなので、2ドラで6万?!という人は少なからずいるのではないでしょうか?
その価格帯のイヤホンとして見ると他に選択肢はあるように思います。

2ドラだけど中身非公開でもっと高い値段で売っているメーカーもあったりしますし選択は人それぞれで良いと思うのですがCampfire Audioの独自の技術やメーカーなのに周波数グラフをつけている透明度に好感を持つので私は彼らを支持しようと思います。

NOVAの聴いてみて感覚的に★をつけてみました。

音のバランス★★★★★
(上から下まで綺麗に出ている)
音の解像度★★★★
(メインの楽器の裏で鳴ってる細かい音も聞き取れる)
クロストーク★★★
(微かにある)
音場の広さ★★★★
(左右広めできちんと鳴ってる)
外部遮音性★★★★★
(電車でも周囲の音があまり気にならない)
音漏れしない★★★★
(爆音にした時はさすがに漏れる)
フィット感★★★★
(私の耳にはすっぽりはまる)

 

■その後…■ 7/5

ついにNovaも予約開始しましたね。
これなら慌てて購入しなくても良かったかもと思っちゃいますね。
最近ではこどんぐり雫を買ったりUEsを使ったりと日々ローテーションして使っていますがその中でもNovaはかなりお気に入りのイヤホンになっています。
特にDP-X1にバランスで繋いだ場合には、アンバランスでの使用で気になっていた部分がすっきりと解消されて同Campfire audioのAndromedaやJupiterと比較しても遜色ないレベルだと感じました。
個人的にはCAのイヤホンはバランス接続をするとさらに良くなるのでオススメです。
そして何度比較して聴いてもNOVAはORIONの上位互換だという感覚が抜けなかったのでORIONは手放しました。
色はブラックの方が好きでしたが…
NovaはBA2ドラのイヤホンにしては高いとは思いますが、音を聴けば納得できると思います。
発売までもう少し。
私は次はROSIEが気になっています。