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Belltone Audio Lab.

Belltone Audio Laboratory Twitter:@belltoneaudio ポータブルオーディオにまつわる日々

春のヘッドホン祭り2017を終えて

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終わってしまいましたね。ヘッドホン祭り。
今回は日曜だった事もあってかそこまで人も多くなくそんなに待たずに回れました。
↑を見てわかるようにジェリーハービーと2shotを撮る事も出来たし色々と話を聴く事も出来てテンション上がりっぱなしの一日でした。
テンションあがりすぎて途中から写真を撮るのも忘れてしまったのが反省点。

いつも思うのですが数人で集まってブースの近くに陣取っていて通行の妨げになってる人達が毎回いるのですが、ああいうのはやめてほしいなと思います。
キッズ達も結構見かけますが大多数はいい歳した大人なのですからそういう当たり前の事はきちんと考えて行動しましょう。

細かいレビューというより軽い感想ですがどうぞ。

 

Fitear
Fitear Custom
良くも悪くも想定どおりの音。75000円なら選択肢としてはありだけど95000となると別に欲しいとは思わないサウンド。

 

OPPO
HA-1JP
Sonica DAC
据え置き界では安い方だがクオリティは素晴らしい。音の方もクリアーで欲しくなる。

 

CHORD
Hugo2
あ、これすごい。mojoよりもナチュラルでよりハイレベルになってる。価格もすごい。下手な据え置きより全然良い。

 

Fender 
FXA9
金属ステムにクリアなシェルに本気を感じるイヤホン。ただ音は中低音がメインで高域が弱いと感じた。そこが残念。

 

JH Audio 
LOLA
ベースダイアルは12時くらいまでは効果薄。14時くらいがベストポジションか?特別革命的な音とは感じなかったけど好きなタイプの音。

 

 

qdc 8ss
相変わらずの素晴らしい音。しかし日本での発売はいまだに未定。qdcの真価はこのくらいのモデルにあると思う。

 

beyerdynamic
新製品→ベイヤー専用だしパワーもないしでがっかり
XELENTO REMOTO
T8ieよりも好みの音。これにbitsoundのカスタムシェルをつけてみるのもありかも?

 

Mr.Speakers
AEON Flow
密閉ヘッドホンの息苦しさを感じさせない音でバランスもとてもよくこれはレベル高いなとすぐ感じました。
音の立体感、艶も感じたのは真空管アンプのおかげか?


Astell&kern
KANN
AKに専用アンプをつけたような音。余裕を感じるのでオールインワン機としてはかなり優秀だけど形が嫌い。


ears4U
値段は聞いてないけどまずまずバランスのとれた音。見た目は好き。音はローが気持ち強めか?


Fiio
X5 3rd generation
まさに今DAPを買うならこれしかないと思ったくらい優秀。音は好き嫌いがあるかも?


TAGO STUDIO
T3-01
想定していたよりも悪くはないがこの値段なら他のヘッドホンを選択するだろうなと感じた。
ブースの方に普段これをスタジオで使っているのか?と質問したところ使っているというので、どの用途で使っているのかとかこのヘッドホンを開発する以前に使っていたメインのヘッドホンは何だったのかと聞いたが煮え切らない答えしか返ってこなかったので個人的にこのメーカーの信頼性ダウン。

 

JAPAEAR
5ドラBAイヤホン
Twitter上で画像を見てどこかで見た事あるような気がしていてもしかしたらと思っていたらやはりビンゴ。
シェルの制作はあの有名な楽天 G4さんが制作との事。
残念ながら一世代前のシェル。
中身の方はG4制作のイヤホンをベースにJAPAEARがネットワーク等チューニングを行ったという実質コラボ的なモデル。
BAの取り付け等シェル以外に関してはJAPAEARで行っているとの事。
その為、音はG4の5BAとは全然異なってるって事だけど値段差等考えるとG4でそのままオーダーした方がいいなと思った。

 

くみたてlab
NEXT5シリーズ
価格といい音といいとても良いバランスのものが多くこれは結構売れるんじゃないか?と感じる。
始めてのカスタムで10万以内で3ドラ4ドラと考えてるならおすすめできそう。

JUSTEAR
3種類一通り聴いたけど好みはクラブサウンド。良いは良いんだけど値段を考えると…

fostex
TH610がなかなかいいなと思っていたけど横にあったTH900mk2の方が断然良かった。

音茶楽
こどんぐり雫dualは素晴らしいサウンドだったが今ならリケーブルも出来ると最高だと思った。
通常のどんぐりリケーブルも良かった。
山岸さんはすごい。

 

 

春のヘッドホン祭り2017 メモ

 

belltoneaudio.info

 

去年の今ごろはROSIEがすごく気になっていた春のヘッドホン祭りですが今年はLOLAがすごく気になっています。

この一年で各メーカー切磋琢磨してより良い製品を誕生させてきたと思いますが、全く進歩していないなと思うようなメーカーも少なくありません。

今年はどうなるのか?楽しみです。
多分昼頃に行って夕方出る事になると思います。
参加される方いればよろしくお願い致しますm(_ _)m

■参加するのは30日

 

■気になる■
beyerdynamic
新製品

MrSpeakers
AEON Flow

JH Audio 
LOLA

タイムロード
CHORD Blu MKII

Astell&kern
KANN

AROMA
Nebula N10

CanalWorks
CW-L07QD+(plus)

ears4U
CIEM各種

Even 
H1(ヘッドフォン)
E1(イヤフォン)

Fiio
X5 3rd generation

final
平面磁界型新ヘッドホン

Fitear
Fitear Custom

Lotoo
Paw pico

TAGO STUDIO
T3-01

OPPO
Sonica DAC

イベント
RME ADI-2 Pro徹底解説
日時:4月30日 
15:00-16:00 
中野サンプラザ6Fチャペルにて

MQA 最新耳寄り情報
日時:4月30日 
13:00-14:00 
中野サンプラザ6Fチャペルにて

ポータブルオーディオサロン
4月30日
・13:00~「FitEarセミナー」
・14:30~「くみたてLabセミナー」
伊藤良祐氏(株式会社くみたてLab)

「ヘッドフォン祭名物!?野村ケンジのアニソンオーディオ塾」 
4月30日 15 : 00~16 : 00

ヘッドホンのバランス駆動オタメシ会(DigiFi)
4月30日 11:00~17:00

CIEM,カスタムIEM,イヤモニのアレコレ雑感

CIEM,カスタムIEM,イヤモニのアレコレ

 

プロはライブでCIEMを使ってる(人もいる)というのは周知の話ですが、実際のところプロ達はどのように使用しているのでしょう?

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通常、サウンドモニター用のPAミキサーからワイヤレスの送信機に信号を送りそこからアーティストが装着している受信機に電波で信号を送ります。
PA卓から出た時点で音のバランスは調整してあってハイハットを強めに返してとかドラムのキックを強く返してとか自分の声をもう少し返してとか要望を出してさらなる調整をするわけです。

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その信号を受信機内のアンプで増幅してそこに繋がっているイヤモニでその音を聴いているわけです。

 

仕組みとしてはワイヤレスという部分を除けば音楽信号→ポタアン→イヤホンという形とそう変わりません。

 

ドラマーの場合は状況にもよりますが、打ち込みなどの音と同期をとるためにMTRとかDAWをセッティングしたノートPC直orオーディオインターフェースを繋いでそこにイヤモニを接続して直にクリック音と流す音だけをモニターして他の音は従来のコロガシのモニタースピーカーから音を返してもらっていたりという事もあります。

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それでこの肝心の受信機についてです。
アンプとしての性能は今時の安いポタアンに遥かに劣る性能となっています。
受信機自体が小型なので(大きいと演奏するのに邪魔)仕方ない事だと思います。

 

周波数特性も35Hz~15kHz (+/-1dB)だったりクロストーク特性が60dbだったりダイナミックレンジ(S/N比)90dbだったりTHDが0.8%だったりと出力インピーダンスも高かったりと今市販されてるDAPやポタアンの性能を知ってる人からしたらがっかり性能でしょう。
出力も32Ω: 100 mW @1kHz
とそこまで大きいものではありません。

 

イヤーモニター側を音量が低いと周囲の演奏に負けてきちんとモニターできないという事もあるかと思います。
なのでイヤモニは能率が高く音量がとりやすいものが多いわけですね。
ワイヤレストランスミッターを通しての音で演奏する事(ライブモニター)用に特化して作っているので音量が足りなくてモニター出来なくては話にならないわけです。

 

こういう過程からで生まれたものなので正直音質最優先で作っているものではないのでしょう(そもそもがワイヤレスですし)

 

近年では演奏用途以外のイヤーモニターも出てきているので、それらは音質を追求し始めたリスニング用のカスタムと思ってもいいでしょう。
ライブをやったりしない人が作る場合はそちらの方がオススメです。

 

実際にあるものだとJH AUDIOのレイラではリスリングではなくマスタリングクオリティを謳っていますね(実際にマスタリングでイヤホンをメインで使うエンジニアは見たことありませんが)

 

レイラをライブモニターとして使えばよりよい音で聴くことは出来そうですが、多ドライバゆえに故障とかも心配ですしサブを用意するのは難しいし何かあった時の対応を考えると国内メーカーで作るアーティストが多いのも納得です。

 

私の主観ではリスニング用カスタム>演奏モニター用カスタムという図式なのですが、実際にライブ用途で生まれたはずのUE5PROなんかを普通にDAP直やポタアン繋いで聴いてみるとこれがまた結構いい感じで聴けるので私は好きなのですが純粋に質を求めると物足りないと感じる部分があるわけです。

 

今の市場を見ていると音楽をやらない人がカスタムIEMを作っている大半のように感じるのでメーカーも昔の5PROとはチューニングを変えてきているとかもあるのでしょうか?音がよくなるのは歓迎です。

 

カスタムを作るにあたって理由のひとつによくある、自分の好きなアーティストが使っているからという理由で同じものを選ぶような人は少ないかもしれませんが危険な思考ですね。
なぜならそのアーティストは市販価格の半額もしくはタダで作ってもらっているから使っている可能性があるからです。
いくらタダで作ってくれても問題ありの製品は使わなくなります。
とあるメーカーが大量にタダでCIEMをばら撒いた事があるのですが、複数のアーティストで同時期くらいに故障したり不具合が出たりとして今ではそのメーカーのものは使われていません。
こういう業務用製品は信頼が第一です。

 

これは問題のある製品だったのでこういう結果になったわけですが…
これがタダで貰えて問題なしの製品だとしたら…?
当然皆使い続ける事でしょう。
あくまでモニター用としてであって音楽鑑賞用の音質がいいからという理由ではないのです。

 

どちらにしても音を聴いて選択しているなら後悔する事も少ないでしょう。
あくまで音で選ぶ事が重要なのでしょう。